シュレーディンガー博士の猫の足跡

PBCの記録、ゲームレビューなど不定期にだらだらと書き連ねて行くブログ

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操るのは名探偵にあらず

さて、新年から少しだけ合間を取って休みながらのゲームレビューである
先月を飛ばしすぎたので、今年はゆっくりめで…
と、言う訳で今回はこちらを紹介したいと思う
金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼
セガサターンで発売されたキャラクターゲーム、『金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼』
さて、こう言ったキャラクターゲームで原作がミステリーとなると操作するのはもちろん、金田一 一…では無くこのゲームは『探偵役である金田一 一を操作して事件の真相に迫る』では無く『復讐を秘めた犯人役として殺害する人物を探りながら金田一 一を欺いて完全犯罪を成し遂げる』と言う一風変わったゲームなのである
と、言う訳で詳しい内容は追記から…

・ゲーム概要・ストーリー
切欠は一人のアイドルのスキャンダルから始まった
人気アイドルの桂木なおと所属事務所社長の息子である辰巳伸也の深夜の密会写真

それが、ただのスキャンダルで終わったのならば…
このスキャンダルは何者かに仕組まれた物であった
そして桂木なおのマネージャーである立花由布の自殺…

ここに、二人の復讐鬼が誕生した
一人は桂木なお。本当の自分を捨て、直木圭一と言う別人になり、スキャンダルを仕組んだ者達へ復讐を誓う者
一人は阿佐桐 卓也。立花由布の婚約者であり、立花由布の自殺に疑問を抱き、立花由布の本当の死とそれに関わる者達へ復讐を誓う者

彼等は、完全犯罪を成し遂げ復讐を果たせるのか
それとも、名探偵と呼ばれた金田一耕助の孫であり、自身も数々の難事件を解決してきた金田一 一に看破されるのか
星見島での殺人劇の幕は静かに開けていく…

と、言うのが大まかなストーリーである

・操るのは探偵では無く復讐鬼
さて、最初の説明にも合った様に、このゲームの主人公は探偵役の金田一 一では無く復讐を誓う二人の人物である
主人公によって展開が異なり、同時に殺害する人物も変わるのが特徴である
基本パートは「アドベンチャーモード」
文章を読んだり、選択肢を選んだりするごくごく一般的なアドベンチャーモードである
が、これは「推理」では無く「完全犯罪」をする事
迂闊な言動や考え、行動によっては間違った人物を殺害したり、はたまた無用意に首を突っ込みすぎて逆に殺されたり、金田一 一にあっさりと看破されてしまう
なので、選択肢には十分注意をして行動をしよう
尚、文章の中にはキーワードとして選べる箇所があり、選ぶとそれに関して情報を得る事が出来る
また、キャラクターの台詞はフルボイス、と言う仕様にもなっている
それらも踏まえてじっくりと遊んでみるのも良いだろう

・犯人ならどの様に行動する?リアルタイムサスペンスモード
さて、物語を進めると「リアルタイムサスペンスモード」と言う物に入る
これはクォータービュー画面で実際に犯人を操作して特定の行動を起こす物である
例えば、誰にも見つからない様に部屋に入る、誰かに話しかける、特定のアクションを起こすなどなど…
そのシーンごとでやるべき事が違ってくるので注意が必要である
操作は上下左右で主人公を動かす、Aボタンで行動を起こす、Bボタンでダッシュが出来る
スタートで一時停止が出来る
中には「一発勝負」な物もあるので注意が必要である

・バッドエンドになったら
さて、当たり前であるが復讐に失敗するとバッドエンド、ゲームオーバーである
ゲームオーバーになると金田一少年の事件簿に出てきた怪人達がヒントをくれる
このヒントを元に、行動を改めてみたり、選択肢を変えたりして「完全犯罪」に導くべし

・総評
さて、この『金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼』ではあるが
着眼点は悪くは無い、の一言である
探偵では無く犯人と言う立場からミステリーを構築すると言うのは悪くは無いアイディアである
バッドエンドも非常に豊富であり、更に金田一少年の事件簿に登場した怪人達からのヒントで「何処で間違えたか」が直ぐに解るのもポイントの一つである
追い詰める感覚よりも『無事に成功するか』、『逆に追い詰められてるのでは無いか』と疑心暗鬼になるのも、このゲームの醍醐味の一つである
だからと言って、ゲーム全体の出来は良いかと言うと、そうでも無い
真っ先に上げられるのが「任意でセーブをする事が出来ない」と言う事である
「このポイントでセーブをしてやり直したい」と言う事が出来ず、特定のポイントでしかセーブを行う事が出来ない
これにより、遥か前の段階で間違った選択をし、そのままゲームオーバーになった場合、また初めからやり直さなくてはならないのである
もちろん、セーブ箇所は三つあるが「どの段階で間違ったか」がゲームオーバーまで解らないと言うのもマイナス点である
次に悪い点は「リアルタイムサスペンスモード自体」である。先ず操作性が非常に悪い
クォータビューなので、どの方向を押せばどっちに移動するのか一目で解らない
その上、主人公の動きも非常にもっさりとしており、上手く行動を起こせず失敗をすると言うのがザラである
先の「任意にセーブが出来ない」のと「一発勝負」と言うのも相まって、非常にレスポンスが悪い
ミステリーとしてはどうか。確かにゲーム中では「完全犯罪」を行う事は出来るが、少し考えれば「直ぐに解るのでは無いのか?」と思う面がちらほらある
原作を良く読んでいる人ならば、逆に「何故気付かないのだろう」と思う面も多々にある
加えて、意外な所でその推理力を発揮する金田一 一には僅かに「?」と思う所も多い
悪い面が非常に目立つ作品ではあるが、「探偵役」では無く「犯人役」として自ら殺人劇を描くと言うミステリーの別方面での楽しみ方を見出せる一品だとは思うが
如何であろうか
  1. 2012/01/12(木) 10:58:03|
  2. ゲームレビュー(その他ハード)
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